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イベントの案内

2024
6月5日→10日
個展 髙島屋大阪店6階 美術画廊
リーフレット(PDF)

ご挨拶

共生と内視現象

日本は古代からの美術品が壊されず残る稀有な国です。
それは文化を一つの主張ではなく相互に主張する関係の全体としてきたからで
意識されなくても それは本質的に“共生“と考えられます。

ブルーフィールド内視現象は見えるものすべてが躍動して見える体験です。
龍や羽衣は経験出来るものです。
それは 目の網膜の前にある毛細血管の中を走る白血球が見え 視覚全体に影響する現象です。
普段 意識が視覚を編集して見えないものが その編集を止めると現れます。

意識は人々の全体が持つ共同的な幻想に影響されます。

一つの主張に染まり切らない日本は 龍や羽衣と共存できる稀有な国です。

世界の共同的な幻想を覚醒させる可能性がある稀有な国です。

画歴

撮影 / 相澤寬
1953
東京生まれ
父は文化勲章受賞ガラス作家 藤田喬平
1977
東京藝術大学彫刻科卒業
1979
同大学院彫刻科修了
絵画制作を始める
1990・92
個展 みゆき画廊
1991
個展 村松画廊
1993・94
個展 一番星画廊
1995
個展 日本橋三越本店
個展 髙島屋横浜店

以後毎年数回の個展発表を続ける

解説

絵が出来るまで 1

明治期に輸入された「美術」は日本の近代化を進める役割を担っていました。
しかし近代化の背景にある宗教的、文化的な伝統を無視して輸入されました。

今でも私達は近代化しようとして出来ない者として自己認識しています。
他律的と言われますが、他律的という特質を持っているが故に宗教的、文化的な伝統を
無視して近代化を志向することが出来ました。
他律的という特質を持っているが故に自律的になろうとしています。

自律的になれない他律性ではなく、他律性という言葉で表されるものでないその本質を
表現しようとしています。

共生という言葉はその転換点になると考えました。

絵が出来るまで 2

私が内視現象を意識したのは、2000年の春頃でした。
空に光る小さな粒子がクネクネっと現れては消えていく何かが見え、当時それなりに調べたり偶然出会ったりする中で、それはプラーナと呼ばれるものと理解しました。

2013年の8月、何気なく Wikipedia を見ながらクリックした先にブルーフィールド内視現象がありました。
そこにある動画を見てプラーナがそれであることを驚きながら納得し理解を改めました。

生気 100×100cm 拙作
生気 100×100cm 拙作

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